やまちゃんがいくー！

法改正により、グレーゾーン金利が撤廃され、法定利息を超過して支払っていた部分の返還を請求することが可能になりました。それ以前は、高い利率の利息により借金がどんどん膨らんで、返しても返しても借金の額が一向に減らない、それどころか逆に増える一方だという状態に陥って苦しんでいた人が大勢いました。

借金を返すために、別の金融業者から借金を重ね、多重債務に陥った挙句に自殺に追い込まれた人や、一家離散の憂き目にあった人など、多くの不幸を生み出しました。　なぜそうなってしまっていたかというと、一言で言ってしまえば、法制度の不備だったわけですが、救済の道が開けた人たちは、過払い請求に光明を見つけました。

多くの人が、弁護士や認定司法書士に依頼して過払い請求をしました。あまりに多くの過払い金の請求が発生したために、その現象は「過払い金請求バブル」などとも呼ばれました。過払い金 栃木でも多くの専門業者が出てきていました。

そんな中で、もともと経営基盤が脆弱だった金融会社は、請求金の支払いのために資金が底をつき、バタバタと倒産しました。潰れたところの大半は悪質な会社でしたし、それまで儲けすぎていたのだから、ある意味仕方がないとも言えます。

さて、ここからが本題です。過払い金があるならば、その返還を請求するのは当然の権利ではありますが、請求権は10年で時効にかかって消滅してしまいます。いつまでも請求可能なものではありません。知識がなく、どうしてよいかわからない方は、とりあえず市役所等でやっている無料法律相談などに早めに相談に行くべきです。